● キューバ 2-3 韓国 ○
決勝戦は韓国がキューバ相手に終始リードし、最終回は1死満塁も併殺打に仕留めて韓国史上初の金メダルを獲得。
日本は3位決定戦に敗れ、今大会4位という結果に終わった。
ここで、来年のWBCに向けて、素人ながらの提言をさせていただきます。
結果論や個人成績のことを書くつもりはありません。
その他の部分を書かせてもらいます。
生意気な点、違うと思う意見もあるかとは思いますが、ご了承ください。
まず、ネット上で非難がものすごい事になっているようだが、それも全て期待していたからこその裏返し。
これだけ批判される競技はほかにはない。
それだけ期待していただけに、裏切られた気持ちが強いのだ。
それを首脳陣はじめ、よく理解してほしい。
今大会を通して選手たちは100%の力を発揮することは残念ながら出来なかった。
もちろんそこにはケガ人や不調などもあったし環境などへの対応力などの問題もあったと思う。
しかし、その中でも選手はがんばったとは思う。
大切なのはベンチに選手の力を発揮させるだけに雰囲気があったのかどうか。
今年のライオンズベンチがいい例。
失敗しても下を向かずに前を向く気持ちが日本ベンチにはなかった。
もちろんそれは、失敗した選手の傷を舐めあうのとは違う。
失敗したら次に取り返せばいいということ。
そして決してあきらめないということ。
今大会、打った・抑えた・得点をあげた時の大きなガッツポーズはあまりなく、むしろ安堵の表情が多く見られた。
また、凡退した選手がベンチに戻ると、ベンチメンバーから声が出ていないという姿を幾度となく見た。
凡退した選手は凹んでベンチに帰るのに、ベンチが沈んでいたらその選手はますます落ち込んでしまう。
選手を最後まで諦めずに鼓舞しているのは、テレビ、あるいはラジオで解説をしていた野村謙二郎氏と与田剛氏ぐらいだった。
それに感動してしまったほど、ベンチは重い空気だった。
それでいて選手たちが必死に何かの準備をしていたのかというとそうでもない。
唯一グラブとボールを抱えていた姿を見たのは川崎だけ。
他の選手たちはバットを握るでもなく、ボールを握るでもなく、プロテクターをするでもなく、前に出てメガホンを叩く姿。
グランドの選手も、それが必ずしもいいとは思わないが、例えばシンクロの失神しても...とかソフトボールの指の肉が裂けても...といった気迫は感じられず、ただただ重苦しい空気がベンチを流れているだけだった。
そのベンチの雰囲気を作るのは首脳陣の仕事。
その仕事を首脳陣がどれだけしてこれたか。
本来、星野監督は気迫で勝負するはずの人だが、残念ながらその仕事は皆無だったようだ。
ベンチが画面に映るとコーチ陣はコーチ陣で固まり、選手との会話もなく、大きな隙間が生まれてしまっていた。
それでは一体感なんて到底生まれないし、仲良し同窓会と揶揄されても致し方ない。
予選との大きな違いはそこにあったと思う。
同じ成績なのになぜシドニーのときとこんなにも雰囲気が違うのか。
シドニーの時もアテネの時も、選手たちは口々に「最高のチーム」と言い切った。
しかし今回はその言葉はナシ。
それがどういう意味なのか。
そこを考えてほしい。
もう一つ気になったのは韓国戦終了後の握手のシーン、韓国選手は脱帽し丁寧に頭を下げているのに対し、帽子も取らず流れ作業のように進む選手たち。
星野監督に至っては、相手監督と握手する姿がどうしても上から目線に感じざるを得なかった。
敗戦のショックが大きいのはわかるが、そこはきっちりしないと相手に失礼だし、見ていて気持ちよくない。
今大会はいつも以上に国際大会のストライクゾーンに苦しめられた。
ゾーンは審判によってまちまち、試合中にストライクゾーンが変わったかのような審判もいた。
今日の終了後、監督が「選手がかわいそう」と言ったが、おそらくそのことを言っていたのだろう。
しかし、それはどのチームも同じこと。
なにも日本だけに厳しかったわけではない。
実際、今日の決勝戦で韓国捕手が退場を食らったのもストライクゾーンに関して。
それは国際審判・国際連盟の今後の課題であって、日本の強化とは別問題だ。
今大会は全員がプロ選手。
こういったら失礼かもしれないが、アマは負けても“頑張った”で許される部分もある。
しかしプロは結果が全て。
勝てなければ・ミスをすれば叩かれるのがプロ。
だから高いお金をもらっているのだ。
確かによくやったとは思う。
個人的には選手を批判するつもりもない。
ただ、他の人がする批判を咎めることも出来ないし、選手・首脳陣はどんな批判も甘んじて受けなければならない。
それを取り返せるのは来年のWBCだ。
これが今の実力と一度謙虚な立場に立って“挑戦者”として望んでほしい。
もちろんその先にあるものは“世界一”だ。
トータル成績4勝5敗:
総安打数67(1試合平均6.7本) 総得点30(1試合平均3.3点) 総失点28点(1試合平均3.1点)
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